[ write:2015-06-03 14:22:23 ]
小規模な祭りでもよく見かけられる夜店と言えば、「わたあめ」だと思います。何と言ってもわたあめは原料が中双糖、ザラメの為ソーセージやたこ焼き等の屋台に比べると原料が腐りにくいという利点があります。
しかし、逆にわたあめにはデメリットもあります。それは、時間の経過によって綿あめがしぼんでしまう事です。なので、綿あめの屋台は作り置きがきかないので、早めに祭りについたら一生懸命にお店の人が作っているのを見たことはありませんか?また、しぼんでしまった綿あめは見栄えが悪く売れにくいので、夜店のわたあめは中身が見えにくい袋になっている事が多いと思います?
中には色をつけたわたあめを売る屋台もあり、こちらはそれをアピールする為に透明な袋になっていますが、それ以外の普通のわたあめで透明な袋に入っているものはなかなか見たことが無いですよね。
幼い頃にはその袋に描かれたキャラクターが好きで、一生懸命どれにしようか悩んだこともありました。今ではたまに古い絵柄の袋をそのまま使っている店を見かけたりすると、逆に懐かしくなってつい買ってしまうことがあります。
一夜の祭りの思い出に、舌の上で儚く消えてゆく綿あめは美味しいけれど、なんだかさみしい気がしますね。